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特定非営利活動法人 日本環境倶楽部 JEC Not-for-Profit Organization Japan Environment Club

No.2302-01 環境セミナー「カーボンプライシングはどう利用できるか?」〜炭素税と排出権取引の意味と実効性を考える〜

イベント概要

カーボンプライシングは、世界では珍しい制度ではなくなりましたが、日本でもようやく、昨年10月の官邸主導のGX実行会議において、成長志向型カーボンプライシング構想が速やかに実現・実行されることになりました。税率水準を徐々に上げていく炭素税(賦課金という表現も最近目に付きます)もそうですが、来年度からパイロット的に始まるGX-ETSという自主的排出権取引制度も注目されます。
ここでは、まずカーボンプライシングとは(他の制度と比較して)どのような狙いと特徴を持った政策手法であるか?という本質的な点をご説明し、とくにユニークな特長を持つ排出権取引制度に関して、先行例であるEU ETSの経験のエッセンスをご紹介します。その上で、GX-ETSを考察してみましょう。カーボンクレジット制度に関してもそのポイントをピックアップします。
そして、企業の立場に立って、リスクヘッジとビジネス機会という点から、排出権という新しい付加価値の利用の仕方も論じてみます。それによって、このような新しい枠組みの下で、どう企業戦略を考えていくことができるか?という考え方のヒントをご提供したいと思います。

日時 2023年2月21日(火)15:00~16:30(14:45開場)
場所 ZOOMによるリモート形式の開催です
テーマ 「カーボンプライシングはどう利用できるか?」〜炭素税と排出権取引の意味と実効性を考える〜
講師

公益財団法人 地球環境戦略研究機関 戦略マネジメントオフィス 上席研究員
松尾 直樹(まつお なおき)様

(有)クライメート・エキスパーツ 代表取締役
(株)PEAR カーボンオフセット・イニシアティブ 代表取締役
慶応大学大学院SFC 非常勤講師

講師
プロフィール

1988年、大阪大学で理学博士取得。日本エネルギー経済研究所(IEE)、地球環境戦略研究機関(IGES)を経て、クライメート・エキスパーツとPEARカーボンオフセット・イニシアティブを設立。1996年の最初からUNFCCCの政府報告書のレビューアー。CDMでは世界初の方法論承認に成功した実績を持つ。現在IGESにおいては、気候変動とエネルギー問題の戦略研究や政策提言のほか国際制度、ビジネス等多様な側面から課題解決に従事。

定員 100名 申し込み先着順。満席になり次第、締切りとします。
参加料 無料(どなたでもご参加可能です)
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